2010年6月19日土曜日

手軽に裁断できるDIY裁断

裁断機が(地味に)売れているようです。3万円とかなり高価なのと、替え刃が必要なのと、そもそも手動でやればどうにかなるということから、中の人は手を出さないでいました。スキャナは人力では無理ですが、裁断は人力で何とかなりますからね。

ということで、こんなDIYにしてみました。

必要なものは以下の通りです。

ちゃぶ台(幅45) CB-4530NA
こんなのがあればいいよ、というだけで、これじゃなければいけない理由はありません。ただ、普段机だと、紙が散ることがあるので、それだけは注意しましょう。

A3くらいのマットがいいですね。A4の高さ(長い方)を切るので。

オルファ セーフティカッターメイト 176B
偶然見つけました。これじゃないといけない訳じゃないですが、定規とゴムマットで代用することもできます。

C型クランプ(5センチ)2個
リンク先は深型ですが、浅くても良いです。店で買ったのは、1個200円くらいだったような気がします。

そして、カッターと、滑り止めマット(5センチ角×4枚)があれば良いでしょう。マットは滑り止めになりそうなら何でも良いです。

まず、作業の長辺にカッティングマットの長辺を突き当てます。次に、カッターメイトのねじを外し、黄色いマット部分と定規部分に分離します(ねじは外れるようにできているので、分離というほど難しいことではありません)。カッターメイトの黄色いマット部分を、横長におき、カッティングマットの目盛りに合わせて横長に置きます。

次に、切り落としたい紙を黄色い部分に突き当てて置き、どれくらい切り落とすべきかを決めて、カッティングマットの目盛りに合わせます。当然ですが、これでカッターメイトの黄色いマットも同時に動かします。

置き場所が決まったら、黄色いマットをC型クランプで固定します。1個でも良かったんですが、2個にしてみました。これで、黄色いマットが固定されるので、紙を突き当てれば、目盛りに合わせてカッターメイトの定規部分を置き、カッターで切っていくだけです。

といっても、ものすごくわかりにくい説明かと思うので、写真を撮りました。こんな感じです。




この写真を例にすると、切り落としたいのは、定規の上辺から上の部分(赤い部分)です。それを一定の幅にするために、カッティングマットの目盛りを切断ラインに合わせて、下辺を固定するためにゴムマットとクランプで固定しています。カッターが奥に行ったり手前に行ったりすることがなければ、幅はほぼ一定に保たれます。

で、肝心の本なのですが、中の人は10ページくらいずつ、ベリベリとはがしています。それをこのマットにあてて切り落とす、という地味な作業をしています。これだと、合計で3000円もあれば十分ですし(ちなみに、カッターは98円のホームセンターブランドのもので、すごい切れ味です)、収納も簡単です。

ただし、紙のスキマに地味に接着剤が残っていることもあるので、ちゃんとスキャナに放り込めるように、紙をさばいて確認する作業はお忘れなく。

それから、写真の状態では、作業しづらいので、右利きの方は左手側にクランプが来るようにした方がよいかもしれません(左利きの方は右手側にクランプを)。

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