中の人は、キーボードをほぼ考えるスピードで入力します。以前に計測したところでは、毎分150文字くらいの打鍵数がありました。中の人はローマ字入力なので、だいたい300ストロークと言うことになります。これはどれくらいの早さになるのか、中の人はよくわかっていませんが、いつもは、事務所で会議をするときは、PCを持ち込んで、その場で速記録を作っています。いくつか重要なポイントを取っているだけでなので、すべての発言を入力するところまでは行きませんが、誤字脱字を訂正しなければ、だいたい話は通るようですね。
さて、そんな中の人が使っているキーボードは、実はこだわりの一品です。
まぁ、所詮キーボードですから、ものを選ばなければ980円とか、もっと安く買える場合もあるのでしょうし、そういうキーボードでも、ある程度スピードは落ちますが、普通の幅と深さがあれば入力することはできます。でも、長時間の入力で、肩こりが確実にひどくなったのも事実です。
そこで選んだのが、東プレのRealForceです。
東プレは、もともと車の部品なんかを作っている会社と聞いたことがありますが、中の人にとってはキーボードメーカーとして認識されています。東プレのキーボードは、銀行の窓口に置いている端末や、専用機の端末によくつかわれているものです。なので、打ちやすさは他のキーボードの比ではありません。
特筆すべきは、その軽さと重さ。軽いのは、キー入力のための荷重(どれだけの重さをかければキーボードが入力されたことになるのか)ですが、HやGといった人差し指で入力するキーでは55グラム、Aや+といった小指で入力するキーでは30グラムと、指による力の差を組み込んで作られています。そして、重たいのは本体。1.5キロあります。本体が簡単に動かない重さなので、非常に入力しやすく作られています。
金額も、その分値を張っていて、量販店での価格目安は、だいたい1.5万円前後のようです。中の人もそれくらいの金額で買いました。ただし、このキーボードにしてからは、6万ストローク以上入力しても、ほとんど疲れなくなりました。とにかく入力しやすいキーボードです。
また、キートップは外して水洗いすることができます。洗濯ネットに入れて、洗濯用洗剤か、食器用洗剤で洗うことができます。あまりにゴシゴシすると、塗装が心配になりますが、普通に洗う分には、まったくその心配はありません。ただし、漂白剤は使わず、普通に洗剤だけで洗っているというのが中の人の掃除方法です。これだけで、だいぶきれいになりますよ。
最初、このキーボードは会社で使っていましたが、この軽さに触れてから、自宅で使っていた他社のキーボードが使いにくいと感じるようになってしまい、ついに自宅にも導入しました。
専門的には、チャタリングとか、無接点方式とか、売り文句がたくさんあろうかと思うのですが、普通のユーザには、そんな専門的な用語を並べるより、実際に使ってみて使いやすいかどうか、がポイントだと思うのです。ですから、ぜひ、大きめの量販店に行って、展示しているキーボードを実際に触ってみることをおすすめします。
ひとつだけ注意があるとすれば、このキーボードは、本当に1.5キロありますから、持ち帰るときは、それなりの覚悟が必要です。送料無料なら、おとなしく届けてもらった方がよいかもしれません。
また、キーボードによっては、Windowsキーがなかったり、USB接続専用だったり、荷重がすべて同じだったりと、いろいろな製品がありますから、ぜひ、自分だけのキーボードを見つけてください。
http://www.topre.co.jp/products/comp/index.html
22:31追記:キートップを洗うときはネットに入れますが、洗濯機ではなく、ネットごと手洗いしてください。
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