みなさんが普段ついったーでつかっている「なう」は、実は電電公社が発祥だとご存じでしたか?
昔は、手っ取り早く相手に情報を伝える手段として、電報が用いられました。この電報には、いくつか種類があったのですが、よく用いられた種類のひとつに、至急電報がありました。
これは、24時間、局に届いたらすぐに配達に出る、という電報で、訃報や急病など、とにかく一刻も早く相手に伝えるために使われていました。 この至急電報は、英語のURGENTから、先頭に「UR」の符号をつけて、モールスで送信されていました。この「UR」を和文にすると「ウナ」となることから、
電報局員は至急電報を「ウナ電」と呼んでいました。
モールスによらず、キーボードで送信するようになっても、和文と欧文の文字を一致させた特殊なキーボードも使っていました。電報のデータとしては、「UR スクカエレ・・・・」となっているのですが、これがすべて和文変換すると「ウナ スクカエレ・・・・」となったのですね。
それが転じて、すべて和文、語幹をひっくり返し、さらに最後につけることで、「○○なう」となったのです。
余談ですが、「ウナコーワ」の「ウナ」も、ウナ電から来ています。「すぐ効く」の意味を持たせてるんだとか。
以上、7割ほどウソを交えてお届けしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿